インターネットと検索エンジンの感動。そして、SEO。

もう、ずいぶん昔のことになるけれど、インターネットと検索エンジンというものを知った時には本当に感動しました。ひとことで言えば
「必要な情報が必要な人に届けられる」
時代が来たということ。
これは革命だと思いましたね。今までは、大事な情報というものは片隅にひっそりと埋もれていて、誰かが偶然見つけてくれるまで、佇んでいるというイメージでした。でも、ンターネットと検索エンジンによって、探す人がちょっとだけそちらに目を向ければ、情報自体が走ってやってきてくれる。情報を得た人は、その情報を活用して行動を起こしたり、さらに役に立つ情報を作ってくれる。情報と人間がつながって、脳内のニューロン細胞のごとく、次々と活動電位があがり、伝達されていく。そして、世界が活性化されていく未来。
そういう観点で見ると、広い意味でのSEO というものは、インターネットには不可欠なんです。いいコンテンツ(情報)がある。そして、それを欲している人が居る。でも、届かない。なぜなら、インターネットで見られるために必要な最低限のWeb標準にさえ則っていないから。そういうのは、実にもったいないんです。いい情報は、たくさんの人に届けましょう。そのためには、コンテンツそのものだけで無く、容れ物もきちんとしましょう。きちんとするというのは、パッケージを綺麗なデザインにしましょうということではありません。宅配便がきちんと宛先に届くように、電話番号、郵便番号、住所、名前が所定の場所に分かりやすく書いてあればいいのです。普通のダンボール箱でかまいません。それが、僕の考えるSEOです。検索エンジンに届けてもらうために、必要な人の宛先を分かりやすく書いておく。
ただ、実際にサイトを作るとなると、html を知らない人に <title> タグだの、<h1> タグだの言っても分かってもらえないし、それが重要だということはさらに分かってもらえない。それは、僕の説明が下手なわけで、僕自身の説明スキルを磨かないと、大事なコンテンツを救うことができない。それが、もどかしい今日この頃です。